私は、2年前に投資の第一歩として投資信託を始めました。
2年前は投資信託とはなにかということすらも知らなかった投資初心者でした。
今回は3000円投資信託を実施して2年の結果を報告したいと思います!
『はじめての人の3000円投資生活』をやってみた結果
3000円投資信託を実行した結果。
ズバリ、銀行預金より増える!!です。
こんなに簡単に投資を始められるならもっと早くに始めておけばよかった、と思うくらいです。
18の就職と同時期に始めていたら今はどれだけ増えていたのか…なんて考えてしまいます。
やっぱり気になるのでたまに見てしまいますが、今はこの口座はほぼほったらかしですよ。
投資にはリスクが付いて回りますが、長期保有を基本とするバランス型の投資信託ではリスクを抑えながら資産を増やすことができる特徴があります。
実際に始めてみて2年で2400円の利益が出ています。
しかし、この一年、ずっと利益があったわけではなく山あり、谷ありでした。
2018年の年末は日経平均株価2万0014円と1970年以来の下落を記録しました。
また、年間を通して、米中貿易摩擦が浮上し、英国のEU離脱問題の混迷など世界中で株安が広がり、2018年の利益はマイナスでした。
といっても、さすがバランス型の投資信託です。
85円ほどのマイナスで済みました。
そして、投資のいいところはマイナスが出ても「売らなければ資金が減らない」ということです(もちろん見かけ上の資産としては減りますよ)。
利益が出たときに売れば資金が増えますし、その前にマイナスであっても掛けた資金は減りません。
マイナスの時は我慢の時です。焦らずゆっくり経過をみましょう。
『はじめての人の3000円投資信託生活』レビュー
2年前から投資信託を足掛かりに、株式投資の世界に踏み込むことになりました。そのきっかけとなったのが「はじめての人のための3000円投資信託」という本を読んだことでした。
参考になった部分
「お金を増やしたいけれど、投資は不安だし、やり方が分からない」という本当の初心者にはこの本をオススメしています。
この本を探しているときの私は、投資とは何か、どんな種類があるのかも見当がつかない状況でした。
この本はそんな投資の超初心者にもってこいの本です。
3000円から始められる
まず、投資とは何かということが述べられているのですが、ここで私は投資のプロに資産運用をしてもらう投資信託という方法があることをここで知りました。
しかも3000円という価格で始められるのです。
3000円の何が良いかと言うと、3000円であれば自分の財布から毎月出せる額なのです。
一日コーヒー一杯我慢することなどで3000円を捻出でき、無理のない運用ができるためです。
これなら毎日のモーニングをカフェじゃなくて家に変更するだけでイケる!と参考になりました(正直モーニング代は月3000円どころではなかったので現金を貯金することもできるようにもなりました笑)。
子育て世代の方にも無理のない額ではないでしょうか。
『バランス型』を勧められる
投資信託に関しても、どこの銘柄の株をどのように買えばいいのかまで書かれており、私は恥ずかしながら一から十まで全くその通りの順序で投資信託を始めました。
そして今の収益化に至ります。
私は上記の通りバランス型の投資信託をしているのですが、それはこの本のすすめによるものです。
バランス型の投資信託は国内、国外、債券などの異なった地域の投資対象を組み合わせているため、例えば国内が不景気でも海外が好景気であれば相殺されるなど大きくマイナスが出ないことがメリットです。
ただし、利益も少ないのでコツコツ投資して長期保有が基本です。
証券口座の開き方も学べる(けどNISAである必要はなし)
証券口座の開き方に関しても載っていますが、私は初めての投資ではNISA口座は開きませんでした。
NISAは年間120万円であれば課税対象外になる口座です。
しかしこの本の通り3000円からバランス型の投資信託を行うと、では1年間ではまあ利益が120万円を超すことはありません。
だからこの場合、NISA口座である必要はないのです。
投資するなら今話題のNISAである必要はなし口座!とばかり思い込んでいたので目からうろこの情報でした。
『3000円』というのはきっかけにする金額として妥当だと思います。
今でも続けられるのは、3000円という値段が無理なく出せる金額だからでしょう。
資金はあまりないし、リスクのある投資には不安がある。
だけど銀行預金では金利が良くないのでメリットがない、と考えている人にはちょうどいい額なのでよい本だと思います。
企業型確定拠出年金への抵抗がなくなった
この本を読んでもう一つ良かったと感じたことは、最近、DC(企業型確定拠出年金)が職場で導入されたのですが、DCも投資信託と同様ですから、始めるのに抵抗がありませんでした。また、商品選びにも悩むことがありませんでした。
投資を知らない人は、いまだにDCを始めていない人がたくさんいます。
バランス型であればDCでもリスクは少なく積み立てていけるのでおススメなのですが、やはり一歩踏みだすのは容易ではないようです。
DCでは毎月1万円の投資で、すでに1万円ほど利益が出ています。
DCもバランス型のものを選んだので利益は少ないですが、それでも確実に資産が増えていますね。
参考にならなかった(失敗した)部分
あまりにも投資初心者であったので、参考にならなかった部分は全くなかったのです。
とはいえさまざまなレビューを見ていると、投資をある程度知っている人にはあまり参考にならない本のようです。
確かに、投資を始めて2年たった今では、本を読み返さなくても自分にはどんな投資が向いているのか、どのように株を購入したらいいか、などある程度経験に基づいて自分でできます。
口座の開設方法も、一度終えてしまっている方には読み飛ばしてもいい内容ですね。
本当に基本のキが書いてある、入門書です。
投資に関して知識・解釈・理解がある方には物足りない本でしょう。
ですから、私は「お金を増やしたいけれど、投資は不安だし、やり方が分からない」なんて知り合いにはこの本をオススメしています。
投資初心者がガチ3000円で始めた投資信託まとめ
・投資信託は3000円からでも銀行預金よりお金を増やせる
・投資資金の3000円は無理なく捻出できる金額
・バランス型の投資信託でもマイナスがでるが少額である。
・利益も少ないがリスクも低いので、資金が少なくリスクも避けたい人にはオススメ
・とはいえ投資経験者には物足りないはず
どうでしょう。
案外、一回やってみたらできそうに思いませんか?
未だにリスクを避けたい私はこのままバランス型の投資信託を続けて経過をみてみたいと思います。