消費税も上がり、老後もそうですが今を生きていくだけでもお金はどれだけあっても困りませんよね。
「とにかくお金を増やしたい!わがままは言いません。ちょっとでも増えたらそれでいいです!」
そんな理由から、私は投資を始めました。
今回は、実際に投資を始めるきっかけになった出来事などもふまえて、投資の目標や、初めの投資に何を選んだのか?などをお話ししたいと思います。
投資を始めたきっかけ
私のOLとしての所得は一般的なもので、ふるさと納税では3万円~4万円が限度の所得クラスです。
仕事とか生活に必死で今まで投資など考えてもいませんでした。
どころか日々なんとなく服を買い、美味しいものを食べ、全く貯金なんてするつもありがありませんでした。
ふとした話の流れで職場の知人に「お金はどうやったら増えるんだろ」なんて軽く相談をしたところ
「株式投資に興味があって、最近証券会社の口座を開いたんだけど。案外簡単だったよ。やってみたら?」
との回答がありました。
この言葉をきっかけに、「またそんな胡散臭いこといって~」と口ではいいつつも、なんとなく本屋へ行って「はじめての3000円投資」という本を購入して読みました。
本には3000円なら出せるかも!というアイデアがたくさん載っていましたし、親切にも証券口座の開設方法まで載っていました。もうこれは投資を始めるしかありませんよね。
今や銀行の普通預金の金利は0.01~0.2%(2019年10月時点)と、100万円預けても金利の高いところで20円しかつかないのです。これではいつまで経っても全然増えません。
投資は、マイナスが出なければ資金が大きく減ることはありません。投資して利益が出れば投資した金額に上乗せして返ってくるのです。リーマンショック級の下落はたまにあれど、それでも株価は徐々に右肩上がりなのです。
銀行で100万円預けて20円をもらうか、100万円を使って20円以上を目指す投資をするのか。
いろいろ検討して私は「投資をやってみる」を選びました。
投資の目標
投資といっても種類はたくさんあります。
株式投資や外国為替(FX)、国債、外国債、投資信託などです。
聞いたことがあるものも含まれているかもしれませんが、どんな投資を選ぶのかはその人の資産や投資目的によって変わります。
投資を検討する場合、投資の目的とリスクの二点は明確にしておいたほうがいいです。
私は今の生活水準は下げたくないというワガママからあまり自由資金もなく、かつリスクも伴いたくないっていういわゆるダメ女。
でも将来の安心ためにゆっくりでいいから少しでもお金は増やしたい。
そんな条件の投資を探しました。
今すぐ必要はないけれど、もし結婚して子どもが受験や結婚などお金がいるようになったときに少しでも増えていてほしい。
それがささやかながら私の目標でした。
購入した本やインターネットなどで「投資」のキーワードを使って調べていくうちに、私の条件に合う投資方法が見つかりました。
初めての投資を投資信託に決めた
結果として私は投資方法を投資信託に決めました。
投資信託とは、資産家から資金を預かった資産運用の専門家が株式や債権、金融資産、不動産などに投資し、その運用成果を投資家に分配する金融商品です。
分かりやすく言うと運用会社の資産運用のプロにお金を渡して投資してもらう、といったイメージでしょうか。
投資するのがプロですから、初めてで知識がなくても安心ですよね。
投資信託は、少額から始められることもメリットの1つです。
なかには500円から投資信託を始められるものもあるようです。
自分の家計状況に合わせて、投資金額を設定できるので無理なく投資を続けることができ、続けやすい投資が長期投資を可能にするのです。
まさしく私の求めていた投資でした。
どんな投資信託を選んだのか
投資信託のなかでもさまざまな種類がありますが、初めての投資信託は利益は少ないがリスクも少ない「バランス型」の商品に月々3000円投資すると決めました。
投資信託には、国内債権、国内株式、国内不動産、国外債権、国外株式、国外不動産、その他と大きく別れます。
資産運用のプロが選んだ国内株式だけに絞った投資商品や、国外債権に絞った投資商品、それぞれを組み合わせてバランスよく投資する商品(いわゆるバランス型)などたくさんの種類があります。
なぜバランス型を選んだかというと、バランス型は国内債権、国内株式、国外債権、国外株式などをバランスよく組み合わせているので、例えば国外債権でマイナスが出ても国内株式でそれを上回るプラスがでれば総合的にみてマイナス分が相殺されることがになります。
要するに資金を分散することでマイナスになるリスクを下げているのです。これを素人がしようと思うとバランスよく組み合わせるのは難しいですよね。
しかし、バランス型の投資信託は、リスクは少ないが利益も少ないので、積極的に資金を増やしたい人にはあまりオススメではありません。
お金は積極的に増やしたいけれど、それでも投資は詳しく分からないからプロの投資家に運用を任せたい、と言う人は国内株式や国外株式の割合が比較的多い商品や、または国内外株式のみを投資先にしている商品を選んでみるといいでしょう。
ただし、リスクも伴いますから、自己責任でお願いしますね。
まとめ
銀行預金の金利が低い今、投資という方法で賢くお金を増やしてみませんか。
初心者には資産運用のプロにお任せする投資信託という方法がオススメです。
リスクを嫌う人は投資信託のバランス型商品を選んでみるといいでしょう。
こうして始まった私の投資生活ですが、今では少しずつ増える口座の資金を見るのが楽しみになりました。
ちなみに2年で20円どころか2500円くらいの成果が出ていますよ。(2019年10月現在)